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同時にこのことが頭をよぎった。あの中村哲医師の所じゃないか
1:
従業員N
:
2024/10/20 (Sun) 06:40:03
【2005年12月中村医師はペシャワール会会報にこう記しました。
『暴力とカネが虚構を以って世を圧する世界にあり、実のある自然の恩恵を以って対するのは、心ある者にとって一つの希望であります。』
今も「暴力とカネ」が私たちを苛む中、中村医師の思索と行動を考え続けています。
監督 谷津賢二】
学生の頃、青年海外協力隊になりたかった。
当時はまだ新橋駅の近くにあった国際交流会館に通い、常に多くの情報を得て、そして様々な講座も受講した。しかし、専門性の未熟さと語学を含む学力不足で不合格。
その後、留学の合間にバックパッカーとして、世界中の旅行者の情報基地であるタイのカオサンに寄る。そこにはこれから陸路でヨーロッパ・パリを目指す人、アフリカを南下しケープタウンを目指す人(しかも日本人女性だった)、東南アジア・インド辺りを放浪する人などなど。
その中では僕も、オーストラリア最南端のタスマニアから陸路で北上して、内戦中のティモール経由から航路にてインドネシア島々を渡ってきた希少情報の持ち主として、それなりに重宝された。
カオサンのバーでの会話。
「今、一番ヤバイ国は何処だと認識している?」
「どこ?コロンビア?」「いや、アフリカ中央部でしょ、ルワンダとかウガンダとか」
「あと、どうやらアフガニスタンがヤバイらしい。あそこに入るのもまずお勧めしない」
お酒を交えて横でのんびりとその会話を聞いていた僕は、アフガニスタンという国を初めて『意識』した。同時にこのことが頭をよぎった。あの中村哲医師の所じゃないか。
まだ、アメリカ同時多発テロから始まる一連のアフガニスタン紛争が起こる以前の話だった。
僕はかつて、中村哲医師のことを何かで読んだ時、静かな衝動を受けたことを今でも覚えている。そして青年海外協力隊になりたいと願った。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02n3yAMmVGWRqnWvYCxza1yyUtKaBQ8w1g2ajByuEAMfw46rm3pDHnbfAUTBwreuKBl&id=100063481633096
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