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【現場・その補足】

1:従業員N :

2023/03/11 (Sat) 09:34:05

本日3月11日(土)は東日本大震災の発生から12年です。
そして今回は昨日にアップした書き込みの補足になります。昨日同様、ご清覧いただければ幸いです。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02B6NSGwkMEbU3KCEydFCigQ1AgKDB2JtFraKkyp8xqmgfekMvVvSnRXcegtQqau8Hl&id=100063481633096

今後とも、当店諏訪バッティングセンターをどうぞ宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
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【現場・その補足】

僕は生まれた時から、原発とは幾分関わりのある人生でした。いえ、関りのあるどころではなく、私たち家族はその生業で育った一家です。
小学校の頃は、先生に「N君のお父さんは・・・危険な原子力発電の・・・放射能汚染という・・・」など社会の授業中にバラされ、クラスメートからは随分白い目で観られたものです。幼い頃の辛くて初めて手が震えた記憶です。
小学生と言うのは思慮が無いので、先生の言った事をそのまま受け取り行動してしまうんですね。きっとその先生は反原発論者だったのでしょう、今考えても、父の事をよく知っていたものです。

この震災以降、東電へのデモや、エネルギー基本計画における政府への批判をニュースで知りました。原発関係者・従業員の子供達は僕の何倍もの辛い気持ちなのでしょう。きっと今も心無い教師や大人はいると思いますので。
そして昨日も書いた通り、技術者・従業員も常に迷いながら働いているのです。何故なら彼等こそ原発に関してのあらゆる事を最も現実的に熟知しているからです。
しかし、人間はここで登場した同僚のようにそれほど強くは無いのです。彼等なりの立場や思い、生活や家族があり一生懸命悩みながら仕事をしてお金を稼いで、そして死んでいったのです。
自分たちの仕事が世の中の役に立っている事を心より願って。

原発に限った問題ではありません。宇宙開発でも遺伝子科学でも、医療問題でも、もしかしたら新型コロナもワクチンも。
もちろん科学に限っただけでは無く、人権問題でも資源問題でも国際問題でも多くの分野で同じように存在しています。現在のウクライナ侵攻もそうでしょう。
これらの問題の本質は、何十年も前から常に提示されています。
原発反対運動や、そういう集会・イベントは僕が子供の頃からありましたし、そういう書籍も常に本屋や図書館にありました。そう、問題はいつも提示されていたのです。
こう思えるのは、僕が原発に関して身近に生きてきたからだろうか?いや、違うと思っています。
あの震災以降、問題が一つ増えただけです。

ただ、通常はこの震災のような事故でもなければ、多く人は見向きもせず無関心なだけです。

あれから12年の月日が流れましたが、事故の根本的原因はどのようになっているのでしょう。これから更に何年か、何十年かかけて、廃炉を含めて解決されるのでしょうし、解決されなければなりませんが、僕を含めて残った人間が、この事故をけして忘れないように刻んで生きていかなければならないと思うのです。
被災された多くの方々の為に。取り分け僕は、あの時クラス中から非難された父の為にも。

                           N

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