掲示板です。お気軽に! 1988111


今、メディアでは平昌オリンピックメダリストの師弟関係の逸話が多く流れています

1:従業員N :

2018/02/15 (Thu) 12:07:10

「N先生、“滑り止め極意”が安定しないんですけど、どうすれば良いですか?」
昨日の小学校にて、ある小学3年生から受けた質問でした。

「ちょっと先生がやってみるから良く見ていて。○○君のはまだまだ玉の捉える位置が悪いんだ。玉が投げ出された頂点(位置エネルギーと運動エネルギーがイコールになった時)に、しっかりと正確に剣を当てられないと。
そうではなく○○君のように膝で玉を安定させようとすると、今の10回に1回だけの成功率から、ほぼ上がってこないと思う。けん玉は膝と言われるけど、なんでもかんでも膝を使えば上手く行く訳じゃないんだ。特に静止系、極意系はこの頂点で受ける技術の精度を高めていかないと。
また先生がやるのをよく見ていて。僕の場合は受けた時にほとんど膝を使ってないでしょ」

その後、30分ぐらい付きっ切りで教えていました。
少し前は“灯台とんぼ返り”の質問を受け、またこんな感じで説明し一緒に練習。彼は着実にマスターし、“灯台とんぼ返り”に関しては今はもう私Nよりも成功率が高いくらい。

今、メディアでは平昌オリンピックメダリストの師弟関係の逸話が多く流れています。大概が師匠への感謝の話。
でも僕は思います。先生にとっても高いレベルで教えることが出来て、またついて来てくれる生徒がいるということは、何よりも嬉しくて教え甲斐があり、そして自分の人生にとってもとても刺激的であるという事。
もちろん、オリンピックの話と同列にしてしまうことは失礼極まり無いのですが。

彼はもうすぐ僕のところで練習することは無くなるでしょう。逆に彼ぐらいのレベルで僕のところで一週間に一回の練習会をしているようではダメ。もっと良い環境、もっと良い仲間、ライバル、そしてもっとレベルの高い先生にしっかりとした指導を受ければ、きっと彼にとっていままで見たことの無い世界が見えてくるのだから。

そんな教え子がいることは、僕にとってとても幸せだ。
そしてそれは、きっと選手達と一緒に来店する野球、ソフトボールの監督コーチ、一生懸命に指導する親御様も。
2: :

2019/04/20 (Sat) 13:26:52

この投稿は管理者の承認待ちです
3: :

2019/07/03 (Wed) 07:31:19

この投稿は管理者の承認待ちです

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.