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「文化に慣れず」を改め「諏訪滞在記;焼肉鉄板編」

1:従業員N :

2013/01/21 (Mon) 19:45:33

本日も夜から降雪のよう。。
はあ~、、と、最近はこんなネタばかりですね。

そんな訳で、今回は長らくお待たせ致しました、あの『クローバー型焼肉用鉄板に関して』です。
先ずはじめに、諏訪地域の皆様、この品物は只者ではありません!普通じゃありませんからね!多分この地域だけです!証拠に牛角やその他の焼肉チェーン店では、平らなやつばかりですよね!

では、諏訪地域以外のご覧頂いている方々へ、ご説明をさせて頂きます。
諏訪地域の焼肉屋の中には、四つ葉のクローバー型焼肉用プレートと言うのが存在します。その鉄板は平面では無く、立体の“四角錘”をイメージして下さい。それが机の中央にあり、麻雀卓のように四方に人間が座ります。1プレート4人までです。(様々なバリエーション可能、あくまでここではイメージで)
四つ葉のクローバーの葉が肉を焼く鉄板部分で、葉の丸い先端が下に垂れ下がっている形です。アヤメの花びらと言った方が分かり易いでしょうか。
よって鉄板と正対している自分から見て、手前が下の“上り坂”鉄板であり、その傾斜のある鉄板で肉を焼きます。肉から出る油は傾きがある為に手前(葉の先端の方)に流れて行く仕組みです。葉の先端が垂れているので、4プレート全体の真ん中を通る茎から葉が広がる中心部分を頂点にした“ゆるい四角錘(山型)”になります。
また、中心の山の頂上には富士山の火口の様に、鉄板がお椀形になっており、なんとそこにはお湯を入れます。
なんとなくでも形がイメージ出来て頂けたら幸いです。はっきりいって文章を書くものとして、至らない自身の表現力、生硬さを痛感しております。と同時に、も~文字じゃ無理!!!!

次に食べ方は、先ずそのお椀形のお湯の中に野菜を入れます。よって野菜は焼かずに茹でて召し上がります。
肉は自分の目の前の丸い鉄板部分(四つ葉のクローバーで言ったら葉)で焼きます。
そして一人一人に割り当てられた丸い鉄板があり、自分が食べる肉は自分の場所のみで焼くことになります。その為にここでは焼肉奉行は不要となります。

さて、、これを県外出身者である私が最初に見た時の驚愕といったら・・・・。目が3倍くらい大きくなりましたよ。本当に。
そして、いつもながら更に驚くのは、皆さんは普通にこれでテキパキと用意をして、肉を焼き始めて食べています。お椀形にもどんどん野菜を入れて。
http://batting.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=4041439『寒さに慣れても文化に慣れず。七草編』

私は質問をする事はもちろん出来ず、驚いている事すら誰にも言えず(当然、妻にも言えず。。)、皆さんの動きを見ながら、おずおずとした焼肉でした。

それから約一年後。
のんびりと一人で車を運転しながらFM長野を聞いていると、パーソナリティーがさらっと
「あのクローバー型の鉄板って、ぜったい信州だけだよ!」
って、車、超超急ブレーーーキ!!!無意識野から前頭葉にクローバーがガツ―――ン!
それだーーーーー!それですよ!!!!!!!

ラジオの話はあのクローバー型鉄板を洗うだけの業者がいるとか、いないとか。
それでやっと、私もしっかりと現実的に意識することが出来ました。

「な ん だ っ た ん だ あ れ は!!」

あまりに自分の常識とかけ離れたものを目にしたあの時、ああ、私は現実を背けてしまった。なんて、未熟で罪深い人間なんだろう。。
私Nはこの恥を糧として日々の精進をクローバー型鉄板に誓うのでありました。

そんな訳で、今回の従業員Nの諏訪滞在記はおしまい。
本当にみのもんたさんの『秘密のケンミンSHOW』に出そうかなぁ。。

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