掲示板です。お気軽に! 1983513


練習の根底に流れる意志

1:従業員N :

2015/02/18 (Wed) 20:57:29

「どの世界に行ってもいい、ただしどの世界でもそのトップクラスにいなければダメだ」
父はまだ小学生だった私Nに言っていた。

スポーツは物心が付いた時からずっとしている。今でも仕事の傍ら体育指導員などで子ども達にスポーツを教えている。
ただ、父の期待に反して、このスポーツ人生はどの世界でもトップクラスではなかったし、正直そんな言葉はただの他人事でしかなかった。なにもかもそんなに甘くない訳で。

理由の一つは身体。身長は26歳まで伸び続け、やっと現在の高さまで。20歳前後まで150センチ台。体重は大学運動部の現役時代でも54キロしか無かった。どの部活でもどの競技でもその厳しい練習についていくのがやっと。
人に自慢できるような成績は何一つ無い。全日本優勝や世界大会まで上り詰めた先輩や同期と一緒にやりきったことだけの満足感。
http://batting.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3717323『ベースボールタイムズ「バッセン」最新号(第27号)を設置しました』

優勝をする事、一位を取る事、トップクラスにいる事、それはスポーツの世界では論を俟たない。そんなことは誰にだって分かっている。

だけど、、だけど、今は少しだけ、子ども達へ口に出して言ってみようかな。スポーツを楽しむだけでは無く。
「もっと練習すれば、優勝できるよ!」
「もっと高いレベルでやった方がいい!」
「何を目指すかを聞きたい」

そしてそれは自分への戒めでも、、―これからの―
「トップクラスにいるべきだ」という意志が無い人間が勝てるわけがない。競う意味が分かるはずがない。
今は亡き父が言いたかったこと、そして私Nに最も欠けていたのは、その意志だったと。
だったら今からでもその意志の中で何かをしてみたい。さいわい身体が小さかったので努力の量は誰にも負けない、絶対に。うん、これは絶対だ。

この寒さの厳しいオフシーズンでも、毎日のように当店に練習に来る野球少年少女達は、そんな意志の塊だ。そう、やるんなら優勝!一位!テッペン!それが練習の根底に流れる意志。だからみんなは勝てるんだ。行くべきはトップクラス。


諏訪バッティングセンターは諏訪地域の野球チーム、ソフトボールチームを応援しております。

  • 名前: E-mail(省略可):
  • 画像:

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.