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あの頃の雲と同じ、相変わらずの色彩

1：従業員Ｎ :
2012/06/17 (Sun) 19:09:53: 吹き流れる雲が印象的な一日。
2年前のちょうどこの季節、ここ諏訪で発生した「彩雲」を思い出すような静かな空でした。
皆様で2年前のあの彩雲をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか？
当時は全国ニュースでもヤフートップページでも写真が飾られ、大きな話題になりましたので、ご記憶にある方もいらっしゃると思います。

まだこのバッティングセンターに来る以前、前職で事務仕事をしていた私は、偶然にもその彩雲に出逢うことが出来ました。（いや、私は空ばっかり見ているから必然かもしれませんが。）
それは八ヶ岳をバックに充分すぎるほどの色彩を帯びた彩雲。窓を通すあまりの不思議さと七色の美しさに、思わずするべき仕事の全ての手を止め、外に出て見入ってしまうほどでした。

もう二十年程前、大学図書館の棚に『空の名前』という本があり、勉強しに行ったはずのその図書館で、私はその題名通りの「空の名前」に何ヶ月も夢中になったことがあります。
必修の教養課程を勉強する日課は、あっという間にその日から「空の名前」の勉強が必修となり、その熱心さはジブリのラピュタに出てくる「竜の巣」が本当に存在する雲の現象であったことを知り、「すごいぞ、ラピュタは本当にあったんだ！」ならぬ「すごいぞ、竜の巣は本当にあったんだ！」とパズーばりに叫びたくなったほど。（いや、きっとあの頃、空を見上げて本当に叫んだ。）

あの本、『空の名前』は私が毎日のように読んでいた頃から約10年後、様々な種類の名前シリーズと一緒に再刊され、現在では一般の本屋でも2年前のあの雲と同じように、人々を魅了する相変わらずの色彩を放っています。

発生しないかなぁ。。
2年前、確かこんな雲と空の青さと空気の感触だったんだ、頬に届く風も同じだ。気候条件はきっとすべて整っているはず。。
今日はそんなことを期待して、一日中、青空ばっかり眺めていた日でした。
もちろん、そんな都合良くは、、結局何も起きませんでしたけどね。。

２年前、私はこの諏訪の空を見上げ目を丸くしていました。
「あ、あの本で見た彩雲だ、、すごいぞ、彩雲って本当にあったんだ！」
2：新人バイトD :
2012/06/19 (Tue) 22:31:43: 空の名前、一時期話題になりましたよね。同じシリーズで宙の名前っていうのもあった気が…
彩雲見てみたいです。
3：従業員Ｎ :
2012/06/20 (Wed) 18:55:23: お、Ｄさんご存知でしたか！さすがＤさん。そうですそれです。
実は「空の名前」は20年も前に発売され、その後かなり経った後に「宙の名前」「色の名前」「雨の名前」「風の名前」「花の名前」等々とともに「空の名前・改訂版」として再刊され、やっと一般の脚光を浴び、それらの名前シリーズの一冊として大きく話題になったものなのです。

彩雲を見てパズーばりに一緒に叫びましょう。「ほ、ほしい～！」←これはドーラおばさんだったかなぁ？